メール設定手順書
Outlook Expressスパムメール振り分け(2)
- 下記は弊社レンタルサーバーの付加サービス『スパムメールフィルタサービス』をご利用のお客様において、スパムメールの振り分けを行う際にお客様のメールソフトに必要な設定について解説したものです。また、メールソフトは『Outlook Express6.0』 を使用されている場合を前提に解説したものです。
- ※メールの送信前には、一度メール受信を行ってください。メールが送信できない場合があります。
- URLが含まれたり、英語の文章が多いメール等は、正常なメールがスパムメールと誤判定される場合があります。
また、日本語のメールでも判定が行えない場合がございますので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。 誤判定等でスパムメールフォルダにメールが振り分けられている場合がございますので、スパムメールフォルダは定期的にチェックを行うようにしてください。 - ウィルスチェックサービスでは、メールにコンピュータウィルスが含まれていると判定された場合、お客様のメールボックスにメールを転送することなく、直ちに破棄します。
ただし、ファイルが圧縮されていたり、暗号化されている場合や、ウィルスチェックソフト側で未対応(未知のウィルス等)のためにウィルスと判定できなかった場合は、通常のメールとしてお客様のメールボックスに到着しますので、ウィルスチェックについては、お客様自身でも行われることをおすすめいたします。
【 送信者が正しい場合でもスパムメールとして判定される場合 】
送信者が正しい(意図した人物からのメール)にも関わらずスパムメールとして判定されてしまう場合は、スパムメールの振り分け設定が適用される前に、その送信者からのメールを別のフォルダに振り分ける必要があります。
ここでは、指定した送信者のメールアドレスを、スパムメールフォルダではなく受信箱に残す設定の手順を記します。
- [ メッセージルール ] 画面を開いてください。
※メッセージルール画面を開くには、手順1-4を参照してください。 - [ 新規作成 ] を押して、[ 新規のメール ルール ] 画面を開き、以下のようにチェックを入れてください。
チェックを入れたら、[ ユーザーが含まれている ] リンクをクリックしてください。 - [ ユーザーの選択 ] 画面で、スパムメールフォルダへ入れたくない送信者のメールアドレスを指定し、[ 追加 ] ボタンを押してください。
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- アドレス帳から選んで追加することもできます。
- スパムメールフォルダへ入れたくない送信者のメールアドレスが複数存在する場合は、先ほどと同じ手順で追加を行うことで、対象者を増やすことができます。
- [ メッセージルール ] の画面に戻ったら、ルール名に [ スパム適用外 ] と入力してください。入力したら [ OK ] ボタンを押します。
- 新たに追加されたルール、[ スパム適用外 ] を選択して反転表示状態にして、[ 上へ ] ボタンを押し、[ スパムメール ] ルールよりも上に移動させてください。
- 以下の図のようにルールが配置されたことを確認して、[ OK ] ボタンを押してください。
[ スパムメール ] 振り分け判定よりも上に配置することで、[ スパムメール ] よりも先にこのルールの判定が行われるようになります。 -
以上で設定が完了します。
これにより、[ ***SPAM*** ] という文字が件名に含まれていても、[ スパム適用外 ] で指定したアドレスは、[ 受信トレイ ] に入ります。
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